熈代勝覧室町一丁目
連なる問屋街とそれを行き交う人物が克明に描かれる。「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる景観」の意味で日本橋通町筋に沿ってぎっしり建ち並ぶ町家の景観が描かれており、路上で展開するさまざまな人々の賑わいの舞台装置となっている。当時の町家の間口、大きさを正確に再現して当時の江戸野町並みを想像しながら、創りました。
素 材
木曽檜、白蝶貝、メキシコ貝
黒蝶貝、アクリル板、金箔、杉
江戸の人物はそれぞれの貝の色調を利用し、パーツにより使い分けました。糸鋸で切り抜いた後、小刀で線を彫り裏面に磁石を接着しています。町屋の裏面にも磁石が象嵌してあり、人物を自由な場所に移動することができます。背景はアクリル板の裏に漆で金箔を張っています。
技 法
-亀田屋(居酒屋)の前の喫茶の様子
-亀田屋(居酒屋)の前の花魁
作品コンセプト
作品-info
詳細
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