彫漆回遊庭園盤
数年前より地図をモチーフにした作品を制作しており、香川の庭園を主題に用いデザインしました。栗林公園の新緑の季節を平面の場面に表現しました。それはまるで小さな空間の中に封じ込められたインスタレーションの世界。次作は晩秋の季節を表現し完結の予定です。
素 材
木曽檜、白蝶貝、黄蝶貝、色漆、麻布
この作品は彫漆と蒟醤の技法が用いられており、塗り重ねが終わった段階で、池部分を蒟醤してその後、彫漆で庭園部分を表現し平行に彫られている線は外から内に深さを変えグラデーションに塗り重ねられた色調が変化して現れます。地面と道は一番下に塗り重ねてある白漆で表現しています。建物部分は白蝶貝、黄蝶貝を使い象嵌しています。
技 法
商工奨励館と北湖
作品コンセプト
作品-info
詳細
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